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2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
アゴの成長についてのお話です。
人により、アゴの成長量やその方向は様々ですが、
基本的には上顎(上アゴ)が先ず成長を開始して、ついで下顎(下アゴ)になります。
子供の頃の顔の比率がそのまま大きくなって、大人の顔になるわけではありません。
すなわち子供の時の目の周りあたりの造作はそれ程大きく変化しませんが、年令を経るに従い、
上顎(上アゴ)が成長し、鼻も高くなり、ついで下顎(下アゴ)も成長して大人の顔になって行きます。
その成長のスパートの時期ですが 女性の場合、
上顎(上アゴ)の成長が最も大きくなるピークは10才頃と言われ
下顎(下アゴ)はその後12才から13才位にピークが来ます。
もちろん個人差はありますが、身長が大きく身長が伸びる時期です。
男性でも個人差はありますが
上顎(上アゴ)が先ず成長を開始し、ついで下顎(下アゴ)になりますが
上顎(上アゴ)の成長が最も大きくなるピークは10才を越えたあたり
下顎(下アゴ)の成長はその後13才から16才位にピークが来ます。
男性でも最も急激に身長が高くなる時期と一緒の時期です。
女性の方が身体の成長のピークは早く、男性の方がそのピークは遅いのが一般的です。
ですから小学校の卒業時にクラスの女子の身長が総じて男子より大きくても
高校に入ってばったり道で会ったりすると男子の方が大きくなっていることが
多いですね
親御さんにとってもお子様の成長や特に身長の伸びは大変嬉しいことですが、
我々矯正医にとりましても、身長計測は個々のお子様の成長のピークを知る資料として、大変重要な資料となります。
その様な計測結果から、実に早めに成長のピークが来る方、遅めに成長のピークがくる方と様々であることがわかってきました。
ですので、当院では歯科ですが、身長計が常にあり、お子様の治療の場合、必ず診療前に毎回身長を計測し、
個人差のある成長のピークを予想してゆきます。そしてその成長のピークに合わせて矯正治療を進めて行く事が、
「ひとり ひとり」に合わせた「オーダーメイドの矯正治療」となるのです。
近年では日本人の平均身長も高くなりつつあり、上顎(上アゴ)、下顎(下アゴ)の成長
時期も前倒しになって来ているように思われます。
このアゴの成長にとても関係している不正咬合は主に上顎前突(出っ歯)、反対咬合(受け口)です。
上顎前突(出っ歯)の方は早めの治療開始で上顎骨の成長量を抑えることが可能となり、
将来の上アゴ、下アゴの成長の差を埋めることが出来ます。
上顎前突(出っ歯)
反対咬合(受け口)
反対咬合(受け口)の方は早めに上顎骨の成長を前方に促す事が可能となり、
やはり将来の上アゴ、下アゴ成長の差を埋める事が可能となります。
一度ご相談させて頂き、成長分析のために検査:頭部X線規格写真(セファログラム)を撮影することにより
それらの要因をさらに分析する事が可能となります。
上顎前突(出っ歯) 反対咬合(受け口)の方は特に早めの受診をお勧めします。
当院では、早めの受診(6才位)で4本の抜歯をせずに、きれいになった患者様もおられます。
先ずはご相談のお電話をお願いします。一期一会の精神で丁寧なご相談を心がけております。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。