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休診日:月、木、第1日曜
宮坂矯正歯科医院
院長
宮坂 貴仁
宮坂矯正歯科医院 院長
宮坂 貴仁
2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
今日は歯ブラシとフッ素 歯みがきにについてのお話です。
先ず歯ブラシは自分の歯を鏡でよく見ながら磨く事が大変重要です。
磨きたいところに、歯ブラシがきちんと当たり、汚れが取れているかどうか
確認しながら行う事が大切です。
お口の中が見えない時は、下のような小さなライトを使う事も必要です。
そして歯ブラシの毛先が歯にどう当たっている部分をよく見ながら歯ブラシをします。
お風呂に入りながらとか、テレビを見ながらとか、何かを考えながらの歯ブラシは
同じ所を何回も繰り返す横みがきをする事になり, 決してお勧めではありません。
また長い時間、例えば20分程位かけると、自分ではかなりの満足感はあるかもしれませんが
これも単一の歯ブラシの動きになってしまうためお勧めしません。
では歯みがきにかける具体的な時間のお勧めはどのくらいと思われるでしょうか
私は矯正装置が入っていない方では3分位、矯正装置がついている方でも5分位が
適当と考えています。
歯ブラシを横へ動かす歯磨きは歯肉の低下の元になりますので止めましょう。
さらに歯ブラシの詳しい動かし方につきましては、患者様の利き手やご自身に使用する矯正装置により
異なりますので、詳しくは治療開始時に改めてご説明させて頂きます。
フッ素 歯みがきについて
歯磨き粉はフッ素の含量が多いものがお勧めです。
現在市販で最も高いのが1450 ppm入っています。
フッ素のコーティングのコツはブクブクをしないで歯ブラシを終了するか
一度軽くすすいで、また歯にフッ素のペーストなどをこすりつけると、より効果的です。
エナメル質の再石灰化が可能で初期の虫歯が治ります。
当院では「一期一会の精神」で丁寧なご相談を心がけております。
矯正相談の他にも世田谷区の成人歯科健診、2歳6か月歯科健診、産前産後歯科健診も
随時行っておりますので、お電話でご予約下さい。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。
2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
こんな感じの歯ならびの状態は歯科矯正の専門用語で叢生(そうせい)と言います。
辞書で調べると「草木などが群がり生えること」と記載がありますが、
写真で見ると良くわかりますが、歯がガタガタの状態ですね
※症例のイメージです
この状態をわかりやすくするためにベンチに座りきれない歯たちを示したのが
下の状態です。ベンチはアゴの大きさを示していますが、ベンチが歯たちの全部を並べるだけの
状態ではないため、左右の歯ははみ出してしまっています。
これでは全部の歯がかみ合わせに参加出来ずに困ってしまいますが、
加えて歯が混み合っているので歯ブラシなどできれいにする事が難しく、
虫歯や歯周病(歯肉の炎症)の原因にもなりやすくなってしまうこともあげられます。
歯の大きさは個人個人で顔が異なるように、やはりそれぞれ大きい人も小さい人もいらしゃいます。
ですので、精密検査により歯型を採得し、一本、一本の歯をノギスで測り、アゴの大きさも測り、
さらにはセファロ・レントゲンで歯の傾きなどを計測した上で、歯を抜くかどうか決めて行きます。
患者さまの大切な歯を抜いて治療すると言うことは大変な事なので、我々もとても真剣に考えています。
要はアゴの大きさと歯の大きさのバランスをとるために歯を抜いてスペースを確保して
一定のベンチ(アゴの大きさ)に歯をバランス良く並べてあげる事が大切なんです。
こんな感じでしょうか?
バランス良いですね
そして歯をならべて行きます
こんな感じです。
でも、歯がガタガタの状態でも必ず歯を抜いて治療する訳ではなく、アゴを広げたり、歯を後ろに動かしたり、可能性があれば様々なアプローチも試みます。
当院では精密検査で得られた大切な情報をもとに、骨やアゴの角度を詳しく診て、
過去の同様の患者さまの経験を元に、無駄のないシンプルな矯正治療を追求して行きます。
ちなみに冒頭のお口の写真の患者様は早期治療開始で「非抜歯」できれい咬合にする事が出来ました。
ご相談には先ずはお電話をお願いします。
できるだけ早いお時間をお約束し、一期一会の精神で丁寧なご相談を心がけております。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。
2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
矯正治療は虫歯の治療に較べると、ずいぶんと長く期間がかかりますが何故でしょうか?
それは歯が骨の中にしっかりと植立されているために、簡単には動かせない仕組みになっているからです。
歯は動くのには最適な力が必要でその力が強くても弱くてもダメなんです。
強い力で動かそうとすると歯の根は吸収してしまいます。
具体的には強い力だと歯の根の長さが短くなり(歯根吸収)一度短くなった歯に根は誰にも元には戻せません
逆に弱い力だと歯はちっとも動いてくれません。
その最適な力は前歯(まえば)で50~80g位 犬歯で130g位 奥歯では110gから180g位と言われていますが、
年令や性別によっても変わって来ます。
一般的には小学生、中学生位の方の歯の動くスピードは早いと言われています。
最初は弱めの力で試しながら、その患者様の最適な力加減を探して行きます。
そして歯の動くメカニズムですが、簡単に言うと「歯と骨の間には歯根膜」というクッション組織があります。
歯に最適な力が加わると歯根膜が骨に対して「骨の吸収」という事を働きかけ、圧迫された側の骨が吸収して行きます。
そして動いた側と反対側には空間が出来て来るため、動いた隙間を埋めるため新しい骨が出来て来ます。
ですので歯の移動にはこの「骨の吸収と添加」が繰り返し行われるため少しづつの量しか動かないんです。
矯正治療の進み方が「ゆっくり」な訳は「歯はしっかりとした骨の中に立っているので、動きにくい」と言うことなんです。
でも、上手に適正な力をかけ、歯と対話しながら動かせば、歯はきちんと動いてれるんです。
お口の中をみて何か変だな?とお母様、お父様が感じられたら先ずはご相談下さい。
一期一会の精神で丁寧なご相談を心がけております。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。
2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
アゴの成長についてのお話です。
人により、アゴの成長量やその方向は様々ですが、
基本的には上顎(上アゴ)が先ず成長を開始して、ついで下顎(下アゴ)になります。
子供の頃の顔の比率がそのまま大きくなって、大人の顔になるわけではありません。
すなわち子供の時の目の周りあたりの造作はそれ程大きく変化しませんが、年令を経るに従い、
上顎(上アゴ)が成長し、鼻も高くなり、ついで下顎(下アゴ)も成長して大人の顔になって行きます。
その成長のスパートの時期ですが 女性の場合、
上顎(上アゴ)の成長が最も大きくなるピークは10才頃と言われ
下顎(下アゴ)はその後12才から13才位にピークが来ます。
もちろん個人差はありますが、身長が大きく身長が伸びる時期です。
男性でも個人差はありますが
上顎(上アゴ)が先ず成長を開始し、ついで下顎(下アゴ)になりますが
上顎(上アゴ)の成長が最も大きくなるピークは10才を越えたあたり
下顎(下アゴ)の成長はその後13才から16才位にピークが来ます。
男性でも最も急激に身長が高くなる時期と一緒の時期です。
女性の方が身体の成長のピークは早く、男性の方がそのピークは遅いのが一般的です。
ですから小学校の卒業時にクラスの女子の身長が総じて男子より大きくても
高校に入ってばったり道で会ったりすると男子の方が大きくなっていることが
多いですね
親御さんにとってもお子様の成長や特に身長の伸びは大変嬉しいことですが、
我々矯正医にとりましても、身長計測は個々のお子様の成長のピークを知る資料として、大変重要な資料となります。
その様な計測結果から、実に早めに成長のピークが来る方、遅めに成長のピークがくる方と様々であることがわかってきました。
ですので、当院では歯科ですが、身長計が常にあり、お子様の治療の場合、必ず診療前に毎回身長を計測し、
個人差のある成長のピークを予想してゆきます。そしてその成長のピークに合わせて矯正治療を進めて行く事が、
「ひとり ひとり」に合わせた「オーダーメイドの矯正治療」となるのです。
近年では日本人の平均身長も高くなりつつあり、上顎(上アゴ)、下顎(下アゴ)の成長
時期も前倒しになって来ているように思われます。
このアゴの成長にとても関係している不正咬合は主に上顎前突(出っ歯)、反対咬合(受け口)です。
上顎前突(出っ歯)の方は早めの治療開始で上顎骨の成長量を抑えることが可能となり、
将来の上アゴ、下アゴの成長の差を埋めることが出来ます。
上顎前突(出っ歯)
反対咬合(受け口)
反対咬合(受け口)の方は早めに上顎骨の成長を前方に促す事が可能となり、
やはり将来の上アゴ、下アゴ成長の差を埋める事が可能となります。
一度ご相談させて頂き、成長分析のために検査:頭部X線規格写真(セファログラム)を撮影することにより
それらの要因をさらに分析する事が可能となります。
上顎前突(出っ歯) 反対咬合(受け口)の方は特に早めの受診をお勧めします。
当院では、早めの受診(6才位)で4本の抜歯をせずに、きれいになった患者様もおられます。
先ずはご相談のお電話をお願いします。一期一会の精神で丁寧なご相談を心がけております。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。
2023.06.21(水)
こんにちは 院長の宮坂 貴仁です。
皆さん ご自分の歯ならびを気になった事はありますか?
実は歯ならびは人によってお顔が異なるように千差万別なんです。
お顔の骨格やアゴの成長の程度も様々ですが、その他にも個々の歯の大きさ、呼吸方法、舌の習癖
何らかの原因で乳歯が抜けない、あるいは乳歯の下の永久歯が先天的に存在しない場合など様々な原因が考えられます。
何か変だなと感じたら、先ずは、ご相談をお勧めします。
当院では初診時の年令が3才から60才までと幅広くおいで頂いておりますが
皆様にご満足頂ける矯正治療が出来ていると思っております。
ご相談には先ずはお電話をお願いします。
できるだけ早いお時間をお約束し、一期一会の精神で丁寧なご相談を心がけております。
土日診療 宮坂矯正歯科医院 電話03−5430−4188 月木休診です。